孫玉龍
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[1907〜] 伝説の『神八極』の男。 1907年交河県小孫庄に生まれた彼は、 幼少期より武術を学び、 13歳で師について正式に長拳の教えを受ける。 16歳の時に天津に出て八極拳と掌式門、鉄沙掌を学ぶ。 この地で他流門派の拳士達と親交を持ち、 また他派の大師から教えを受けたりもした。 『神八極』の異名は激動の民国時代、実力派拳師の集まる 天津の地で呼ばれるになったものだが、 この時、孫玉龍はまだ20代前半の若者のはず。 彼の技芸のスゴさが知れよう。 その後も形意拳,八卦掌,大極拳,燕青拳,点穴など 幅広い技芸を修得研究し、 さらに親交を持った拳士,大師等の協力・助言を得、 数十年にわたる練功の末、遂に『開極拳』の創始を見た。 八極拳を主核として形意,大極,八卦などが取り入れられ、 『見えざる功夫』といわれるその拳技。 途切れのない勁から繰り出される技から、 相手は避けることが出来ないのだという。 戻る |